2018年ジャパンフェスティバル in ファンラン

今年もベトナム・ファンランにてジャパン・フェスティバルを行ってきました。

■期間：2018年10月7日（日）～10月10日（水）
■場所：ベトナム社会主義共和国
ファンラン市及び周辺地域、フクニョン村内の日本語学校「つばさ」
■日本からの参加者：5名
上田（NPO理事長）柴田（NPO理事）天野（書道指導）左京（空手指導）志水（NPOイベント企画部長）

2018年10月7日（日）
中部国際空港より出発、ベトナム ハノイにて国内線に乗り換え
夕刻中部ニャチャン カムラン空港へ。この日は移動のみでホテル泊

2018年10月8日（月）
午前中にファンラン市内の職業訓練校へ
職業訓練校にてイベントとの企画でしたが、授業中で、尚かつ正式に何かをやると云う許可を取っていない状態のようで、NPOの広報のチラシと翌日９日に行う日本語学校「つばさ」でのオープンキャンパスの告知チラシの配布するにとどまる。
（参加者：志水・チャン・ミ）

職業訓練校訪問は1時間足らずで終了、その足で日本語学校「つばさ」へ。
つばさにて明日（9日）のオープンキャンパスの準備を行う。（浴衣の着方の指導と学び舎の清掃、看板付けの作業など）

３時過ぎよりファンラン市内のお祭り会場へ向かう。
（参加者：志水・内川・チャン・ミ・ホア他）

ファンラン市内のお祭りの日本紹介コーナーの一角をお借りしてNPOを紹介する。まだまだ日の高い時間でのスタートで大変暑く、ひとでもまだまだと言った感じの中、女性陣が浴衣を着て水だし緑茶を配りながらNPOの広報を務めました。このような時間帯にもかかわらず足を止めチラシを手に取り説明に耳を傾けてくれる人がそこそこ居ました。

ファンラン市内のお祭り会場と人員を分け、フクニョン村内の武道道場へ空手の披露に向かう。
（参加者：志水・上田・左京・天野・柴田・タム・グェン他）

武道道場にて稽古の時間をお借りして左京氏による空手の演武を行う。バット折、板割り、瓦割りなど演武を披露するたび歓声が上がる。ベトナム武道の演武の返礼も受ける。左京氏も大変充実した交流が出来たと喜んでいただけた。併せてNPO の広報と翌日のオープンキャンパスの告知もさせて頂く。緑茶を振舞い、NPO関係者たちも道場生たちと交流をする。とても良い交流が出来たのではないかと思う。このような交流によって村内でのNPOの認知度、つばさの活動を理解して行ってもらえるのではないかと感じました。

2018年10月9日（火）
ポークロンギライ、カテのお祭り会場にてNPOの広報活動
（参加者：志水・左京・タム・ヴァン・ミ・グェン・リンダ・シュウ他）

ポークロンギライのカテのお祭り会場でブースを出させていただき、緑茶、和菓子の振舞いとともにNPOの広報、つばさでのジャパンフェスタの告知を行いました。日本文化の披露は祭り主催者より遠慮頂きたいとの申し出の為、志水、左京氏は浴衣と空手着での賑やかしを致しました。チャム族のみでなくキン族の人たちも集まっている会場にてNPOの広報活動も好意的に受け取られたように感じました。ただ、、監視目的なのか、カテの警備の休憩なのかは分かりませんが、終始軍服の数人がブース後ろに控えていました。今後もフクニョンの村のみでなく近隣の村や町の人たちにも私たちのNPOの活動の主旨や目的等を知ってもらう活動も日本語教育の活動とともに続けて行く事は必要であるように感じました。カテの会場の幟にはNPO法人のロゴを協賛と言う形で出させていただけました。会場には今までにNPOにかかわりを持ったベトナム人たちも多数顔を出してくれました。

フクニョン村内日本語学校「つばさ」にてジャパンフェスティバル＆オープンキャンパス
（参加者：志水・上田・天野・左京・柴田・他ベトナム人スタッフ多数）

日本語学校「つばさ」内でジャパンフェスティバル&オープンキャンパスを開催。
日本の文化紹介として書道、お抹茶、浴衣体験、空手の演武披露、のり巻きと味噌汁の振舞い。どれもおおむね好評だったように思います。企画準備が不足と不慣れなため少々バタバタ感はありましたがスタッフ側は頑張って会場を盛り上げ、来ていただいた方は（日本人も含めて）楽しんでいただけたのではないでしょうか。イベントの反省は次に活かす事として、父兄さん達にも来ていただけたのは大変ありがたい事だったと思います。今後はもっとつばさに関係していない村の人たちにも遊びに来ていただけるようして行きたいと思いました。イベントの騒がしさに流されてしまい午後の授業が出来ず先生と生徒たちには申し訳ない事をしました。

2018年10月10日（水）
帰国の為、ホーチミン市へ移動
夜便にて帰国
翌11日朝に中部国際空港着

今回のイベントにあたり書道の天野氏、空手の左京氏に感謝致します。
上田理事長、柴田理事、内川先生、タム氏、ヴァン氏他手伝ってくれたベトナム人スタッフの皆さま。事故等無く皆が笑顔になったイベントだったと思います。ここで終わりでなく失敗を活かし、次につながるようにして行きたいと思います。
ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

（報告者：志水ヒロミチ）

■ベトナム人現地スタッフからの報告書

まず、フェスティバルを立案実行してくださった志水さんを始めて多くのチャム人の皆さんたち、ツバサにご訪問してくださった理事長をはじめ、じゅんこ先生、書道先生、空手道先生、どうもありがとうございました。

ジャパンフェスティバルの反省：
<良かった点>
・多くの人々にNPOの活動とツバサ学校などを紹介しました。
・皆に日本文化を紹介しました。
・多くの生徒達と父兄が参加しました。チャム人の生徒達だけでなく、キン人も参加に来ました。
・NPO の活動を広く知っていることが出来ました。

<反省点>
・イベントの許可を取る経験がなかなかありませんでした。
・イベントを行うスタッフが少なかった。
・計画が何回も変わりましたから、まだ最初の決めた事を実行しませんでした。
・計画の完成が遅くなって、準備時間は困ってしまいました。

（報告者：日本語教師見習いホア）

 - ・日本語学校 TSUBASA, 心のかけ橋プロジェクト, ・日本からの訪問者, 広報

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